B3-キリストと観音Christ and Kannon
B3-キリストと観音Christ and Kannon
キリストと観音
キリスト経ではイクトゥスがその象徴であり仏教では
観音が魚を象徴としている両者の間にどの様な関係が
見られるのであろう
〈イクテュス〉とはキリスト自身であるとともに、またキ
リストの神秘それ自体を意味する象徴でもあるというのだ
現に初期キリスト教においては、〈イクテュス〉のシンボ
ルは十字架や生命の樹とともにキリストを表す象徴として、
また迫害下において信者同士が互いを識別する符号とし
ても用いられた。
一方、分析心理学者C・G・ユングは『変容の象徴』において
実に興味深いことを述べている。
「アスタルテ、キュベレーなどと同一視されているアタルガ
ティスの息子はイクテュスという名前だった」
ここで言及される「アタルガティス」とは豊饒を司る古代
シリアの大女神で、地母神としての性格が強いが、
同時にまた魚との結びつきも深く、しばしば魚の下半身を
持つ姿で表される。しかもその息子は「イクテュス」という
名前であるというのだ。このことは魚が、大地母神の時代、
すなわちキリスト教誕生よりも遙か以前の太古から生命の
豊饒の象徴として用いられてきたことを示している。深層心理
学的解釈によれば、魚の住処である「水」は無意識の象徴で
ある。無意識の住人である魚が、人格の深層にある内実、
生命を生み出す内なる母と結びついたのも当然といえよう。
その古の象イクテュスはギリシャ語で「魚という意味を持つが、
同時にΙΗΣΟΥΣ ΧΡΙΣΤΟΣ ΘΕΟΥ ΥΙΟΣ ΣΩΤΗΡ (ギリシ
ャ語でイエス、キリスト、神の子、救世主)の頭文字を並
べたものでもある。象徴を、キリスト教は自らのものとして
取り込んだ。そのことは、あるいはキリスト教が過去
2000年にわたる「魚座の時代」の宗教であったことと
関係しているのかもしれない wikipedia参照
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